カンテイ、首都圏分譲M賃料がやや下落
2014年03月18日
東京カンテイがまとめた2月の「3大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移」によると、首都圏のm²当たり賃料は、前月比0・4%下落の2563円で、2カ月ぶりに下落した。近畿圏は0・2%上昇の1842円で、3カ月連続の上昇。
首都圏のエリア別のm²当たり賃料は、東京都が0・2%上昇の3031円、神奈川県が2・1%下落の2061円、埼玉県が0・2%上昇の1612円、千葉県が0・3%下落の1529円。賃料水準の高い東京都のシェアが下落し、賃料の下落した千葉県のシェアが上昇したことが、首都圏の賃料下落につながった。都市別では、東京23区が0・1%上昇の3149円、横浜市が1・2%上昇の2174円、さいたま市が1・8%下落の1784円、千葉市は4・3%上昇の1545円。千葉県は市川市などで下落したが、千葉市は賃料水準の高い中央区や美浜区で築浅事例が増加し、上昇した。
近畿圏は、大阪府が0・6%上昇の1979円、兵庫県が0・2%上昇の1661円。大阪市は0・4%上昇の2200円、神戸市は1・1%上昇の1826円。中部圏は2・8%上昇の1591円で、名古屋市は3・4%上昇の1720円。
(提供:日刊不動産経済通信)