マンションの資産価値トップは表参道駅
2014年08月08日
東京カンテイは、「2014年マンションPBRランキング(首都圏)」と「2014年お買い得ランキング(首都圏)」をこのほどまとめた。04~13年に供給された70m²の新築マンションと中古マンションの流通価格を比較した中古マンション資産倍率(PBR)では、駅別のエリア集計で東京メトロ銀座線などの表参道駅が最も高かった。
表参道駅のPBRは1・33で、新築価格8357万円に対し中古価格は1億1156万円。2位はみなとみらい駅、3位は品川駅で共に1・30だが、新築価格がみなとみらい駅4803万円に対し、品川駅は4794万円。品川駅は定期借地権利用の大型物件が新築にあり、新築価格が低くなった。
「お買い得」では10年間70m²のマンションを所有・運用後に売却して得る利益をまとめた。1位はPBRと同じく表参道駅で7556万円、年利回り9・0%、2位は神谷町駅で5223万円(5・5%)、3位が虎ノ門駅で5220万円(6・8%)。
(提供:日刊不動産経済通信)