台湾人投資家の人気物件は東京に集中
2014年08月13日
中国・台湾人向けに不動産販売支援サービスを行っている世界が、日本の不動産に関心を持つ台湾人投資家を対象に行ったアンケート「第2回台湾投資家の日本不動産投資に対する意識調査」によると、不動産を購入したい地域は東京が92%で、1月の前回調査と比べ23ポイント増加した。同社が運営するフェイスブックページ「日本不動産投資情報」に登録する台湾人投資家を対象に実施、25名が回答した。
他に購入したい地域は、大阪が6ポイント減の8%のみで、一極集中が進む東京に人気が集中した。興味ある物件は区分マンションが14ポイント増の80%。希望購入価格は「901万~1500万円」が5ポイント増の36%、「301万~900万円」が横ばいの24%、「1501万~3000万円」が1ポイント減の20%で、「3001万円以上」は9ポイント増の16%とほぼ倍増した。購入資金は、「できるだけ自己資金で購入」が26ポイント増の64%、「銀行ローンを利用」が26ポイント減の36%。両者の逆転は台湾の銀行の東京支店が融資の条件を4000万円以上の物件に引き上げ、簡単にローンが組めなくなったためとみられている。
(提供:日刊不動産経済通信)