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近畿圏の発売は10・9%増の1975戸

2014年12月16日

―大阪・神戸市部が大幅増、契約率80%超

 近畿圏(2府4県)の11月のマンション供給戸数は前年同月比10・9%増の1975戸で、2カ月連続で前年実績を上回った。初月契約率は4・9ポイントアップの80・9%と、売行きは依然好調。

 エリア別の供給をみると、大阪市部が59・6%増の707戸、神戸市部が45・6%増の479戸、京都市部が107・4%増の197戸と、メインエリアが大幅に増加した。その他のエリアでは、京都府下が38戸(前年同月の発売はなし)、和歌山県が525・0%増の25戸と増加。減少したのは大阪府下が30・3%減の362戸、兵庫県下が34・5%減の156戸、奈良県が81・4%減の11戸となっている。

 初月契約率が80%を超えたのは6カ月ぶりで、好調ラインの70%を上回ったのは、今年2月以降10カ月連続となり、京都市部、和歌山県以外の全エリアで前年同月を上回った。

 平均価格は1・4%上昇の3649万円、m²単価は8・7%上昇の53・8万円で、ともに6カ月連続のアップ。11月末時点の販売在庫は2046戸で、前月末比29戸の減少。前年同月末(1861戸)比では185戸の増加となっている。

 12月の供給は1500戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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