都、主要駅乗継ぎ改善へエリマネ活用
2015年01月28日
東京都の「東京の総合的な交通政策のあり方検討会」は、「世界一の都市にふさわしい利用者本位の交通体系を目指して」と題した報告書をまとめた。エリアマネジメント活用によるターミナル駅の乗継ぎや表示の改善などが主な内容。
主要ターミナル駅では複数の鉄道やバス事業者などが乗り入れ、案内サインが途切れたり、外国語表記が統一されていないことによる乗継ぎの不便さを指摘。「駅まちエリアマネジメント」と題し、東京駅や池袋駅、渋谷駅、新宿駅など主要ターミナル駅で都が主導し交通事業者や都市開発事業者などによる協議体を設置して表示や乗継ぎ経路の改善を図る。品川駅などで周辺まちづくりと合わせ、交通広場再編や乗継ぎ改善を行う。丸の内などでは地元自治体や地域団体と連携し、歩行者天国やオープンカフェの設置なども検討する。
(提供:日刊不動産経済通信)