リート投資を検討する個人投資家が倍増
2015年02月03日
不動産証券化協会が個人投資家を対象に実施した調査で、新規または追加でJリートへの投資を具体的に考えている人の割合が、前回調査(12年12月)より倍増していることがわかった。昨年12月5~9日に全国の個人投資家を対象にインターネット調査を実施した。回答数は1100件。
調査結果によると、現在Jリートを保有している人の割合は10・6%と、前回の9・4%より微増。過去も含めた保有経験者は16・9%(前回は13・7%)だった。Jリートへの投資意向は、新規または追加での投資を具体的に考えている人の割合は全体の16・6%と前回調査の8・7%から倍増した。Jリート投資の目的は、「分配金収入」が70・4%(78・8%)、「値上がり益」が61・3%(59・5%)だった。Jリートを保有しない理由のトップは「投資する資金がない」で37・6%(36・4%)、次いで「商品特性がわからない」が26・7%(25・2%)、「投資法人の情報が少ない」が16・7%(15・5%)となっている。
(提供:日刊不動産経済通信)