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森財団、新・都市ランキングで東京1位

2015年03月04日

―感性価値が基準、ホスピタリティが強み

 一般財団法人森記念財団都市戦略研究所(竹中平蔵所長)は、人々が抱く感性的な価値から世界主要都市をランク付けした新たな世界都市ランキング指標「アーバン・インタンジブル・バリュー」をまとめた。その結果、「ホスピタリティ」などを強みとする東京が世界トップとなった。

 同都市ランキングは、森財団が08年から毎年発表している「世界の都市総合ランキング」とは別に、都市空間が人間の感性に訴える力を指標に、世界主要21都市(世界の都市総合ランキングの都市対象、1カ国につき1都市)をランク付けした。新・都市ランキングの評価項目は、「効率」「正確・迅速」「安全・安心」「多様」「ホスピタリティ」「新陳代謝」―の6つ。世界21都市のうち、東京は、ホスピタリティ項目と効率項目がともに1位、安全・安心項目が4位で、それ以外の項目もすべて10位以内にランクインし、6項目の総合評価でトップとなった。東京に続き、第2位は、ウィーンで、安全・安心項目が1位、正確・迅速項目が2位となるなど、高評価を得た。以下、3位はシンガポール、4位トロント、5位ニューヨーク、6位コペンハーゲン、7位ベルリン、8位ストックホルム、9位香港、10位ロンドン-と続いた。

 東京の強みとして評価されたホスピタリティ項目は、サービス(サービス水準、ホテルの評価、サービスのコストパフォーマンス)とおもてなし(住民の親切さ、タクシーの使いやすさ、街中の清潔さ)で構成。効率の項目は、都市機能・情報の集積とアクセシビリティを具体的評価対象としている。

(提供:日刊不動産経済通信)

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