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国交省、リフォーム市場は拡大傾向

2015年05月01日

―消費増税・反動減も一昨年比では増加

 国土交通省は4月30日、14年度上半期の「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」をまとめた。14年度上半期のリフォーム・リニューアル工事の受注高は前年同期比12・1%減の5兆1111億円。消費増税による駆込み需要が前年同期にあった反動減で大幅減となった。一方で、12年度上半期との比較では17・6%増で、リフォーム市場の拡大がうかがえる。

 14年度上期の住宅工事は11・5%減の1兆9868億円、非住宅工事は12・4%減の3兆1244億円。それぞれ消費増税の影響の少ない12年度上半期との比較では9・7%増、24・5%増と大幅に増加した。発注者別受注高は、住宅についてみると、個人は4・3%増の1兆843億円で、そのうち、持家が中心とみられる居住者によるものが8・6%増の9518億円、非居住オーナーによるものが18・9%減の1325億円。また、管理組合が31・8%減の5563億円、公共が18・0%減の1866億円、民間企業等が15・5%減の1137億円。一方、非住宅は、民間企業等が24・0%減の1兆7278億円、公共が10・9%増の1兆2302億円、個人が27・0%減の747億円、管理組合が148・4%増の551億円。

 件数ベースでは、全体で4・9%減の269万6783件、うち、住宅が8・6%増の201万6391件、オフィスが44・8%減の13万7665件、生産施設が16・3%減の13万2316件、店舗が41・5%減の11万9242件など。住宅は、消費増税後にもかかわらず件数は増加。非住宅は大幅な減少。目的別に件数を見ると、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が6・3%増の168万4868件のほか、「省エネルギー対策」が48・4%増の22万6913件と大幅増となった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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