国交省、マンション価格指数がプラス
2015年05月07日
―23カ月連続、東京都は前年比8%上昇
国土交通省は、1月の「不動産価格指数(住宅)」(10年平均=100)をこのほど、まとめた。全国の住宅総合は、対前年同月比+2・0%の103・8。戸建住宅は、△2・1%の97・5だったものの、マンションは、+6・9%の118・1となり、23カ月連続のプラスとなった。住宅地も+1・3%の97・8だった。
エリア別に見ると、南関東圏は、住宅総合が+2・7%の103・7。戸建住宅が△2・3%の95・0に下落したが、マンションは、+7・0%の115・0。住宅地は、+0・8%の98・3だった。また、東京都の住宅総合では、+3・8%の107・2。このうち、マンションが+8・1%の117・4と牽引した。住宅地は△1・6%の98・1、戸建住宅は△1・7%の97・4%といずれも下落した。
マンションは、京阪神圏と名古屋圏でも好調。京阪神圏の住宅総合は、+2・2%の106・0だったが、マンションは、+8・0%の120・1。住宅地は△0・7%の100・2、戸建住宅は△1・6%の99・6だった。また、大阪府は、住宅総合が+1・8%の103・4で、マンションは+8・5%の118・8。住宅地は△1・6%の99・5、戸建住宅は△4・2%の93・4。さらに、名古屋圏の住宅総合は+0・5%の98・6で、マンションは+13・8%の125・6。住宅地も+2・8%の96・2だが、戸建住宅は△5・1%の92・8だった。このうち、愛知県は、住宅総合が+2・8%の100・8で、マンションが+13・0%の124・4。住宅地も+4・8%の98・4と上昇したが、戸建住宅が△1・9%の94・9に下落した。
(提供:日刊不動産経済通信)