都心マンション価格、中古が新築上回る
2015年08月10日
東京カンテイは、主要都市圏の「マンション価格インデックス2015」をまとめた。今回公表の最新数値は12年段階の指数。首都圏は105・5(前年比1・9ポイント増)だった。中古価格が新築価格を上回り、キャピタルゲインが発生する指数100を超えた。首都圏の都県別主要都市別では、都心6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区)は111・4(0・5ポイント増)だった。都心6区は99年以降、01年と07年を除き指数が100を超えている。他のエリアと比べ例外的で、価格上昇エリアは①実需だけでなく投資資金が潤沢に入ってきて地価を押し上げた好立地②大規模再開発や湾岸に代表されるマンション開発が間断なく行われる地域―に絞られる。
(提供:日刊不動産経済通信)