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重説、「不動産会社で受けたい」が最多

2015年10月28日

―不動産サイト協、利用者アンケートで

 不動産情報サイト運営会社8社で構成される不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)は、15年度の利用者意識アンケートを実施した。問合せ・訪問時に不動産会社を選ぶ際に、特にポイントとなるものは、売買・賃貸ともに「物件の写真点数が多い」がトップだった。重要事項説明がテレビ電話などで実施できるとしたらどのように思うかについては、「不動産会社に出向いて受けたい」と答えた人が最多となった。

 不動産情報サイトから問合せ・訪問する際に不動産会社を選ぶポイントで写真の数を「特にポイントとなる」とした人は、売買では25・7%、賃貸では41・7%だった。賃貸検討者では前年ランク外だった「物件の写真の見栄えが良い」が6・4%で4位に入り、特に写真を重視する傾向がある。また、売買検討者は「物件のウィークポイントも書かれている」が昨年より2ランクアップし10・9%で3位となった。マイナス情報も開示を求める人が増加している。

 また、ITを活用した重要事項説明の社会実験がスタートしたことを受け、重説がテレビ電話などで実施できるとしたらどのように思うかを尋ねたところ、全体では「重説は大切なものなので、不動産会社に出向いて説明を受けたい」が売買契約32・4%、賃貸契約30・8%でともにトップだった。ただ、賃貸・男性で限定すると、「便利だと思う」と「安心できる」の合計が出向いて受けたいを上回り、非対面方式に積極的であると分かった。

 物件検索に利用した端末についてはスマートフォンが84・6%で1位。スマホ利用は11年には12・7%だったが、4年間で6・7倍と大幅に増加した。アンケート調査は1323名が回答した。

(提供:日刊不動産経済通信)

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