国家戦略特区、都市公園に保育所設置承認
2015年11月27日
―まず荒川汐入、世田谷・品川でも調整中
政府は26日、国家戦略特別区域の東京圏、関西圏、新潟市、愛知県の合同区域会議を開催し、都が提案した荒川区の都市公園内での保育所設置特例や、自由が丘駅周辺街路でのエリアマネジメントに関する道路法特例の適用を承認した。近く開かれる特区諮問会議で正式に承認を得る。荒川区の保育所設置特例は、用地確保が困難なエリアでの待機児童解消を図るため、保育所整備を促すもの。第1弾は都立汐入公園内で社会福祉法人三樹会が、17年4月にも定員162人の認可保育所を開設する。同区以外にも、世田谷区や品川区でも保育所設置特例の活用に向け調整を続けている。
(提供:日刊不動産経済通信)