業法改正成立、インスペクション普及へ

　インスペクション（建物状況調査）に関する説明などを義務づける宅地建物取引業法の一部を改正する法案が27日、参議院本会議で全会一致で可決・成立した。インスペクションの普及により中古流通市場の活性化を狙う。営業保証金の弁済対象からの宅建業者除外なども盛り込まれる。施行はインスペクション関連が公布から２年以内。そのほかは１年以内。