東急グループ、IoT住宅内覧で実証
2016年09月23日
賃貸管理の東急住宅リース、情報・通信事業のイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)、スマートライフ事業のコネクティッド・デザインの東急グループ3社は、IoTを活用して賃貸住宅の内覧を効率化する実証実験を開始した。実験は、東急住宅リースの管理物件にイッツコムが提供するスマートロック(電子錠)を設置、コネクティッド・デザインが開発したIoT機器管理システムを用いて行う。賃貸不動産の仲介会社から東急住宅リースが内覧希望の連絡を受けた際、スマートロックの遠隔開閉を設定。時限鍵を仲介会社に送付し指定日時に開閉してもらう流れ。電子錠の操作実験を行うとともに、空室管理業務の効率化を検討する。また、空室を管理会社や仲介会社の立会いなしで入居検討客が内覧できる利便性なども検証する予定。実験は17年1月まで約6カ月間、神奈川・横浜市青葉区藤が丘の物件で実施する。
(提供:日刊不動産経済通信)