東急ホームズ、仲介向けインスペを強化
2017年07月06日
東急ホームズは、来年4月に施行する改正宅地建物取引業法を見据え、ホームインスペクションの提案に力を入れる。戸建再生事業本部に「インスペクショングループ」を立ち上げており、同調査業務の強化を狙う。
具体的には既存住宅の売買を扱う仲介会社向けに「東急ホームズ 住まいの健康診断」を実施する。売主または買主との媒介契約時に建物状況調査を手掛ける検査事業者として紹介を受け、売主または買主の要請で調査を行う。床下や小屋裏の調査や耐震診断、専門業者による屋根調査も標準で対応する。詳細に調査することで、リフォーム会社としての特色を活かし改修工事も提案できるとしている。9月末までにリフォーム工事の見積り依頼を受けた場合、調査費用は無料。同社では、戸建リフォーム部門の建築士全員が年度内に既存住宅状況調査技術者の資格を取得する。
(提供:日刊不動産経済通信)