中古マンション成約、2カ月連続で増
2018年05月15日
東日本不動産流通機構は14日、4月の不動産流通市場動向を発表した。首都圏中古マンションの成約件数は3237件(前年同月比2・3%増)で、2カ月連続で前年同月を上回った。成約m²単価は52・04万円(3・3%増)、成約価格3364万円(3・7%増)で、ともに64カ月連続で前年同月を上回っている。
首都圏中古マンションの新規登録件数は1万7704件(8・2%増)で、8カ月連続で前年同月比増。在庫件数は4万5746件(7・8%増)で35カ月連続で前年同月を上回った。成約件数をエリア別にみると、東京都区部1386件(4・8%増)、東京都多摩293件(2・1%増)、埼玉県370件(2・4%減)、千葉県421件(6・9%増)、神奈川県横浜市・川崎市554件(5・8%減)、神奈川県他213件(10・4%増)。埼玉県が7カ月連続で減少している。
中古戸建ては成約件数1100件(2・3%減)、成約価格3098万円(2・9%増)。
(提供:日刊不動産経済通信)