東日本レインズ、中古M成約件数が減少
2018年07月11日
東日本不動産流通機構は10日、6月の不動産流通市場動向を発表した。首都圏中古マンションの成約件数は前年同月比0・5%減の3317件となった。成約件数の減少は2カ月連続。成約㎡単価は51・90万円(4・6%増)、成約価格は3320万円(5・0%増)で、ともに66カ月連続で前年同月を上回った。
首都圏中古マンションの新規登録件数は1万7477件(8・7%増)で、10カ月連続で前年同月比を上回った。前月比でも3・6%増。在庫は4万5712件(8・5%増)で、37カ月連続で前年同月を上回った。エリア別の成約件数は、東京都区部1351件(5・5%減)、東京都多摩316件(1・3%減)、埼玉県418件(16・4%増)、千葉県390件(4・6%減)、横浜市・川崎市612件(4・8%増)、神奈川県他230件(0・4%減)。5月は全エリアが下落したが、埼玉県と横浜・川崎が増加に転じた。中古戸建ての成約件数は1188件(7・7%増)、成約価格3099万円(5・5%増)。
(提供:日刊不動産経済通信)