首都圏中古マンション、4カ月ぶり成約増
2018年09月11日
東日本不動産流通機構は10日、8月の不動産流通市場動向を発表した。首都圏中古マンションの成約件数は2303件で、前年同月比1・7%増だった。成約件数が前年同月比でプラスとなるのは4カ月ぶり。成約㎡単価は52・10万円(3・2%増)、成約価格3318万円(2・5%増)で、ともに68カ月連続で前年同月を上回った。
首都圏中古マンションの新規登録件数は1万5768件(10・1%増)で、12カ月連続の増加。在庫は4万6376件(8・2%増)で39カ月連続前年比増。エリア別の成約件数は、東京都区部937件(0・1%増)、東京都多摩249件(20・9%増)、埼玉県282件(2・5%増)、千葉県250件(20・1%減)、横浜市・川崎市409件(1・2%増)、神奈川県他176件(34・4%増)。多摩と神奈川県他が大幅増となる一方、千葉県が20%超の下落となった。中古戸建ては成約件数798件(0・7%減)、成約価格3173万円(7・4%増)だった。
(提供:日刊不動産経済通信)