中古M在庫が2カ月連続で過去最高更新
2018年11月13日
東日本不動産流通機構は12日、10月の不動産流通市場動向をまとめた。中古マンションの在庫件数が前年同月比5・3%増の4万6971件となり、過去最高を2カ月連続で更新した。在庫件数は前回ピーク(12年2月・4万5930件)から6年ぶりの高水準となっている。
首都圏中古マンションの成約件数は3096件で、前年同月比0・2%減。ほぼ横ばいながら3カ月連続で前年同月を下回った。成約㎡単価は50・57万円(0・8%増)、成約価格3275万円(2・0%増)で、ともに70カ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万8008件(3・5%増)で、14カ月連続で前年同月比増。エリア別成約件数は、東京都区部1211件(4・6%減)、東京都多摩308件(2・8%減)、埼玉県379件(9・9%増)、千葉県404件(1・5%減)、神奈川県横浜市・川崎市571件(4・2%増)、神奈川県他223件(4・2%増)。中古戸建ては成約件数1067件(1・7%減)、成約価格2951万円(5・0%減)。
(提供:日刊不動産経済通信)