中古M在庫が初の4万7000戸超え
2018年12月11日
―東日本レインズ、成約価格71カ月続騰
東日本不動産流通機構は10日、11月の不動産流通市場動向をまとめた。中古マンションの在庫件数が前年同月比5・0%増の4万7258件となり、3カ月連続で過去最高を更新した。中古マンションの在庫が4万7000戸台に突入するのは同機構の調査史上初。
首都圏中古マンションの成約件数は3225件で、前年同月比11・1%増と2ケタの伸びを示した。成約㎡単価は50・82万円(1・2%増)、成約価格3297万円(2・9%増)で、ともに71カ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万7716件(8・4%増)で、15カ月連続で前年同月を上回った。エリア別成約件数は、東京都区部1294件(6・2%増)、東京都多摩322件(9・9%増)、埼玉県370件(17・8%増)、千葉県414件(9・5%増)、神奈川県横浜市・川崎市574件(15・0%増)、神奈川県他251件(24・9%増)。中古戸建ては成約件数1076件(9・9%増)、成約価格3121万円(1・5%減)。
(提供:日刊不動産経済通信)