首都圏中古M、2カ月連続で成約件数増
2019年03月12日
東日本不動産流通機構は11日、2月の不動産流通市場動向をまとめた。首都圏中古マンションの成約件数は前年同月比1・8%増の3484件と、2カ月連続で前年同月を上回った。在庫件数は同4・3%増の4万8688件。過去最高を更新した1月の4万8796件に比べ微減だったが、前年同月比プラスとなるのは45カ月連続となった。
成約㎡単価は53・16万円(3・8%増)、成約価格は3473万円(3・6%増)と、下落した1月から再び上昇に転じた。新規登録件数は1万7677件(2・0%増)で、18カ月連続で前年同月を上回った。前月比では4・3%の減少。エリア別に成約件数をみると、東京都多摩と神奈川県他を除く各地域で前年同月比プラス。東京都区部1486件(5・1%増)、東京都多摩335件(3・7%減)、埼玉県413件(5・4%増)、千葉県410件(0・7%増)、横浜市・川崎市617件(0・3%増)、神奈川県他223件(10・1%減)となっている。中古戸建ては成約件数1080件(6・2%増)、成約価格3124万円(2・0%減)。
(提供:日刊不動産経済通信)