マンション価格、消費増税で上昇幅縮小
2019年06月03日
日本不動産研究所は、東京23区のマンション価格と賃料の中期予測を発表した。新築マンション価格に関しては、19年はやや上昇するが、20年にほぼ横ばいとなり、それ以降25年まで微減となると予測している。
新築マンション価格は19年も上昇するが、10月の消費増税で上昇幅は縮小し、変動率は0・4%増にとどまるとした。20年の変動率は0・1%減と予測。一方、新築マンションの賃料は19年が2・2%増、20年が1・3%増と上昇を続け、21年以降も微増となると見込む。同研究所は98年から収集してきたデータを基に、新築・標準タイプ(専有面積40~80㎡未満)の価格と賃料をマクロ経済指標や東京23区の人口などから計量モデルを作成し予測した。
(提供:日刊不動産経済通信)