中古M購入者のリノベ、平均456万円
2019年12月11日
アットホームは9日、中古住宅のリノベーション実態調査の結果をまとめた。リノベーションを前提に中古住宅を購入した(中古住宅の検討中にリノベーションを検討し始めた場合を除く)のは全体の77・0%で、リノベーションをして「良かった」と答えたのは95・5%に上った。リノベーションにかかった費用の平均は、中古マンション購入者が456万円、中古一戸建て購入者が672万円だった。
住宅購入で最初に検討したのは「中古」が68・9%と過半数を占め、「新築」が12・3%にとどまった。新築を諦めて中古を選んだのではなく、初めからリノベーションを視野に入れ中古住宅を購入した人が多いことがうかがえる。リノベーションの理由については、「内装を自分好みに変えたかったから」が65・0%と最も多く、「間取りを変えたかったから」が37・5%だった。実際にリノベーションをした部分は「壁紙を変えた」が73・5%と最も多く、「床の素材を変えた」が58・3%だった。調査は過去5年以内に中古住宅を購入し、リノベーションを行った全国の20歳以上の男女309人に行った。
(提供:日刊不動産経済通信)