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1月の首都圏建売、発売戸数14・5%増

2020年02月19日

―本社調べ、価格は14%下落・契約率29%

 不動産経済研究所がまとめた1月の「首都圏建売住宅市場動向」(団地型)によると、新規発売戸数は308戸で、前年同月比14・5%の増加となった。月間契約率は29・5%で、3・5㌽のアップとなった。

 発売戸数の地域別内訳は、東京都84戸(前年同月比75・0%増、シェア27・3%)、千葉県52戸(4・0%増、16・9%)、埼玉県140戸(2・9%増、45・5%)、神奈川県32戸(14・3%増、10・4%)、茨城県の供給はなかった。供給のなかった茨城県以外のエリアが増加し、中でも東京都は7割以上の大幅な増加となった。

 戸当たり平均価格は4275・7万円で、前年同月比で693・9万円、14・0%下落している。地域別にみると、東京都5003・3万円(前年同月比29・2%下落)、千葉県3758・5万円(2・5%上昇)、埼玉県4279・4万円(6・5%下落)、神奈川県3190・0万円(45・3%下落)。千葉県が上昇した一方、東京都、埼玉県、神奈川県は下落した。

 平均敷地面積は132・22㎡で、前年同月比2・0%の拡大。平均建物面積は98・77㎡で、1・5%の縮小となった。

 即日完売物件はなかったものの、「プラウドシーズン稲城南山2期2次」(野村不動産・18戸)など、4物件・23戸が月内完売となっている。

 1月末時点の販売在庫(発売後6カ月以内)は1026戸で、前月末比19戸の減少、前年同月末比では100戸の増加。

(提供:日刊不動産経済通信)

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