リバブル、オンラインでの接客を開始

　東急リバブルは21日、全国の売買・賃貸仲介店舗でビデオ通話によるオンライン接客を開始した。自宅の査定や売却相談、空室物件の内覧、営業担当者との相談などに、ビデオ会議ツール「Ｇｏｏｇｌｅ　Ｍｅｅｔ」を使い対応する。対象は個人客。

　コロナ禍における顧客と同社社員の安全確保のため、対面による接客機会を減らして顧客ニーズに対応する。加えて、遠方住まいや移動が困難な顧客との接客にも活用し、顧客の利便性向上を図る。選択肢の一つとして用意し、顧客が希望する場合に利用する。自宅の査定や売却相談では、売主や貸主に室内をライブ中継してもらい、営業担当者が店舗か自宅で確認する。空室物件の内見では、営業担当者が現地からライブ中継や室内画像の提示をしながら、物件の説明を行う。さらに、営業担当者との各種相談に加えて、税理士や弁護士との相談などにもオンラインで対応する。同社では緊急事態宣言後、店舗の営業時間短縮を挟み、４月18日から全国の店舗を閉め、店舗業務を在宅勤務に切り替えていた。現在は宣言が解除された中部・福岡・東北エリアでは店舗営業を再開している。