URとメトロ、虎ノ門ヒルズ駅6日開業
2020年06月03日
都市再生機構(UR)と東京メトロは6日、東京・港区の東京メトロ日比谷線で56年ぶりの新駅「虎ノ門ヒルズ駅」を開業する。虎ノ門エリアで進む再開発と連携して交通結節機能の強化を図り、地域で事業調整を担うURが事業主体となり、東京メトロが設計・工事を受託して新駅を整備した。URと東京メトロの共同事業は初めて。23年に竣工予定の隣接する再開発ビルとの連結も含めた総事業費は概算で360億円。
同駅(港区虎ノ門1)は、銀座線・虎ノ門駅から徒歩7分の立地。都心と臨海部や空港を結ぶバスターミナルと接続するほか、再開発中の隣接する「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」との接続も予定し、「国際的なビジネス・交流拠点として開かれた虎ノ門エリアの交通結節機能を強化していく」(UR)。開業後も地下で工事を進め、23年に改札を地下2階に移設して東西2カ所に設置する駅広場から隣接ビルと接続するなど、地下通路のネットワークも整備していく。
(提供:日刊不動産経済通信)