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6月のマンション市場動向・首都圏、6月の発売は31%減1543戸

2020年07月16日

―10カ月連続減、平均価格は7・1%上昇

 不動産経済研究所が15日まとめた6月の首都圏マンション市場動向によると、供給戸数は1543戸で、前年同月比31・7%減少し、10カ月連続の減少となった。エリア別にみると、千葉県以外のエリアが軒並み落ち込んだ。

 新規供給に対する契約戸数は1129戸で、初月契約率は73・2%。前年同月比7・3㌽アップした。エリア別では千葉県が89・3%と80%台に乗せた一方、埼玉県が55・1%に低迷している。

 戸当たり平均価格は前年同月比7・1%上昇の6389万円、㎡単価は5・4%上昇の96・9万円。平均価格は3カ月連続、単価は6カ月連続のアップ。エリア別では、都下と埼玉県の平均価格が下落した一方、都区部、神奈川県、千葉県は平均価格、単価ともに上昇している。平均専有面積は65・97㎡で前年同月比1・7%の拡大。100㎡以上の住戸は3物件・25戸で、シェアは1・6%となっている。

 即日完売物件はゼロ、フラット35登録物件戸数は1483戸(シェア96・1%)。6月末時点の在庫は7389戸で前月末比384戸減少している。

 7月は1500戸前後の供給を見込んでいる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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