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首都圏中古M、コロナで2Q成約34%減

2020年07月20日

 東日本不動産流通機構は17日、20年4~6月期の不動産流通市場動向をまとめた。首都圏中古マンションの成約件数は前年同期比33・6%減の6428件となり、新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年を大きく下回った。減少幅は90年の機構発足以降、過去最大。新規登録件数は11・2%減の4万5020件で、3期連続で前年同期を下回った。

 成約価格は0・8%上昇の3390万円となり、31期連続で前年同期比プラス。成約㎡単価は0・4%下落の52・47万円で、ほぼ横ばいながら30期ぶりに前年同期を下回った。成約件数をエリア別にみると、すべての地域で前年同期比で20%を超える大幅なマイナスだった。都区部は2689件(34・6%減)、多摩は620件(33・3%減)、埼玉県784件(27・5%減)、千葉県790件(33・1%減)、横浜市・川崎市1096件(37・0%減)、神奈川県他449件(29・6%減)だった。中古戸建ての成約件数は22・1%減の2638件。成約価格は10・0%減の2819万円だった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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