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価格に変化なし、2月に売り急ぎの動き

2020年07月31日

―カンテイ、コロナ禍の中古M動向を分析

 東京カンテイは30日、20年上半期の中古マンション市場の分析をまとめた。新型コロナウイルス感染症の流行下で取引が止まり、「様子見」状態で価格も目立った動きはなかったとしている。一方で、2月に投資物件を中心に、値下げした売り急ぎの動きがあったとみる。

 首都圏の売り出し中の中古マンション戸数は2月が前月比6・7%増の3万3479戸で、このうち新規に売り出されたのは24・7%増の8342戸だった。新規住戸発生率は1月の21・3%から24・9%に上昇。2月は国内入港中のクルーズ船でコロナ感染が発覚した時期であり、経済への影響を懸念し、投資用物件で売り急ぎの動きがあったと分析する。3、4月は1月同様の水準に戻り、5、6月は新規住戸発生率が16・1%、17・5%と低調で、売り物件が新たに市場に出てこない状況が数字で示された。成約などにより市場から消えた住戸の発生率をみると、2月は前月より3・0㌽高い22・9%で、成約も好調だったとみる。

 2カ月以上連続して売り出している住戸の坪単価の変化をみると、前月から横ばいが約8割だったが、2月だけ横ばいが約7割に減り下落割合が他の月より高くなり、価格を下げての売り急ぎ傾向だったとみる。5、6月は下落の割合がとくに縮小しており、様子見状態で動きが止まり、価格変動も小さくなったと分析する。井出武・上席主任研究員は調査結果に関し、「コロナ禍で2月以外は売り急ぎや価格下落などの大きな変化はなかった。リーマンショック時も3カ月は動きがなくその後に価格が下落したので、今回も動きがあるとすればそのあたりではないか」とみる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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