8月建設受注、過去最長の13カ月連続減
2020年10月15日
国土交通省は、8月の「建設工事受注動態統計調査報告」をまとめた。受注高は6兆602億円(前年同月比4・2%減)で、現在の調査になった13年以降で最長となる13カ月連続の減少となった。このうち元請受注高は4兆628億円(0・6%減)で3カ月連続の減少、下請受注高は1兆9974億円(10・8%減)で8カ月連続減。元請受注高のうち、民間等からの受注高は2兆7369億円(1・4%増)で、17カ月ぶりに増加した。民間等からの受注のうち、1件5億円以上の建築工事・建築設備工事は6360億円(28・0%増)で、8カ月ぶりの増加。発注者別・工事種類別で多いのは不動産業の「住宅」1575億円、不動産業の「教育・研究・文化施設」679億円、製造業の「工場・発電所」463億円。
(提供:日刊不動産経済通信)