不動産価格指数、住宅が3カ月連続下落
2020年11月04日
国土交通省は、7月の住宅および20年第2四半期分の商業用不動産の不動産価格指数を公表した。住宅総合の季節調整値は、前月比0・1%減の112・1となり、3カ月連続で減少した。住宅地は96・1(前月比5・1%減)、戸建ては99・9(1・2%減)、区分所有マンションは150・9(0・8%減)。商業用不動産総合の季節調整値は、前期比2・0%減の119・1。店舗は136・4(前期比3・0%減)、オフィス136・6(8・1%減)、マンション・アパート(一棟)は134・4(2・0%増)だった。
また、登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を指数化した既存住宅販売量指数(7月、季節調整値)は、前月比12・4%増の106・2で、投資用に多い30㎡未満を除いた場合は100・0(前月比12・8%増)となっている。戸建ては106・3(7・7%増)、マンションは104・3(16・5%増)で、マンションから30㎡未満を除いた場合は91・2(22・8%増)だった。
(提供:日刊不動産経済通信)