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7~9月の受注棟数と金額は大きく回復

2020年12月01日

―住団連の業況調査、10~12月予想は慎重

 住宅生産団体連合会がこのほどまとめた20年7~9月の戸建て注文住宅の受注棟数は、緊急事態宣言で大きく減退した前四半期(4~6月)との実績比で受注棟数が+37㌽、金額が+11㌽と大きく回復した。地域別指数は北海道が+58、中部が+55、関東が+52、近畿が+31に伸長。受注金額は+11㌽で、「上がった」との回答が約40%あった。

 見学会・イベントへの来場者数は、前四半期は3%だった「増加」との回答は60%に急伸。消費者の購買意欲も「増加」が6%から59%に伸び、「減少」は57㌽減の9%になった。住宅ローン減税特例の契約期限が9月だったため、駆け込み受注も一部であった。10~12月の受注見通しは、7~9月の実績比で受注棟数はマイナス8㌽、金額は+0㌽。新型肺炎の先行き不安が反映され、慎重な見通しとなった。

 低層賃貸住宅は、前四半期比で受注戸数が+9㌽、受注金額は+14㌽で、戸建て注文住宅と同様、回復した。戸数ベースでは、6四半期ぶりにプラスに転じた。住宅供給側から見た顧客の賃貸住宅建築意欲度は、「強い・かなり強い」との回答が前四半期の8%から21%に伸長、「弱い・やや弱い」が60%から41%に減った。このほか空室率は「増加」が7%、「減少」が20%で、前四半期と同様の結果となった。金融機関の融資姿勢(積極性)は、「減少」が23㌽減の39%と改善されたものの「増加」は5㌽増の6%にとどまり、厳しい融資姿勢が継続している。10~12月の受注見通しは7~9月の実績比で受注戸数が+4㌽、金額が+0㌽。

(提供:日刊不動産経済通信)

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