国交省、9月の価格指数と既存住宅指数
2021年01月08日
国土交通省は、20年9月の住宅および同第3四半期(7~9月)の商業用不動産の不動産価格指数を公表した。住宅総合の季節調整値は、前月比0・4%増の114・5となり、3カ月連続で増加した。住宅地は99・7(前月比1・2%増)、戸建ては100・3(1・6%減)、区分所有マンションは155・7(1・8%増)。商業用不動産総合の季節調整値は前期比1・5%減の117・2。店舗は131・5(前期比3・0%減)、オフィス134・0(1・9%減)、マンション・アパート(一棟)は133・2(1・4%減)だった。
また、登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を指数化した「既存住宅販売量指数」(20年9月、季節調整値)は、前月比2・1%増の109・1。投資用に多い30㎡未満を除くと103・3(前月比1・1%増)となった。戸建ては106・4(0・8%増)、マンションは111・4(2・2%増)で、マンションから30㎡未満を除くと98・3(1・5%減)だった。
(提供:日刊不動産経済通信)