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国交省、11月の価格指数と既存住宅指数

2021年03月03日

 国土交通省は、2010年の平均を100とした場合の不動産価格指数(住宅=20年11月分、商業用不動産=20年第3四半期分の各速報値)をまとめた。住宅総合の季節調整値は、前月比0・7%増の115・7で、5カ月連続で増加した。住宅地は100・4(前月比0・2%減)、戸建住宅は102・1(1・0%増)、マンション(区分所有)は155・6(0・5%増)。商業用不動産の全国総合は117・2(前期比1・5%減)、店舗は132・1(2・7%減)、オフィス133・0(2・5%減)、マンション・アパート(一棟)は134・2(0・6%減)だった。

 登記データをもとに個人が購入した既存住宅の移転登記量を指数化した「既存住宅販売量指数」(20年11月分、季節調整値)は、112・9(前月比2・8%減)。投資用に多い30㎡未満を除くと108・2(1・9%減)だった。戸建住宅は111・9(0・6%減)、マンションは116・2(2・5%減)で、30㎡未満を除くと106・8(0・2%減)となり、全ての指数が前月から減少となった。

(提供:日刊不動産経済通信)

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