1月の大手建設受注、5カ月ぶり増加
2021年03月04日
国土交通省は、1月の建設工事受注動態統計調査(建設大手50社調査)をまとめた。建設工事受注総額は1兆502億円(前年同月比14・1%増)で、5カ月ぶりに増加した。民間工事は6174億円(4・8%増)で前月の減少から再び増加した。公共工事は3886億円(66・7%増)で12カ月連続の増加。
民間工事のうち、製造業は16・8%増、非製造業は2・8%増。発注者別では、不動産業、金融業、保険業、農林漁業等が減少し、電気・ガス・熱供給・水道業、卸売業、小売業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業等が増加した。工事種類別では、宿泊施設、事務所・庁舎、鉄道等が減少し、教育・研究・文化施設、住宅、倉庫・流通施設等が増加した。
(提供:日刊不動産経済通信)