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2月のマンション市場動向・近畿圏、発売戸数は66%増の1718戸

2021年03月19日

―平均価格17・3%上昇、契約率は78%

 近畿圏(2府4県)の2月のマンション供給戸数は前年同月比66・0%増の1718戸となり、2カ月連続で前年実績を上回った。

 供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が20・3%増の706戸、大阪府下が29・9%増の243戸、神戸市部が151・2%増の206戸、兵庫県下が142・1%増の322戸、京都市部が1754・5%増の204戸、京都府下が12戸、奈良県が10戸、滋賀県が89・7%減の3戸、和歌山県が100・0%増の12戸。緊急事態宣言下にもかかわらず、滋賀県を除く全エリアで前年同月を大幅に上回った。

 初月契約率は前年同月比3・2㌽アップの78・5%と、2カ月ぶりに好調ラインの70%を上回った。兵庫県明石市の大規模ファミリー物件と都市型コンパクト物件が発売戸数と契約率を牽引した。

 平均価格は前年同月比17・3%上昇の3954万円。㎡単価は8・9%上昇の73・1万円。平均価格、単価ともに2カ月連続のアップ。

 2月末時点の販売在庫は3456戸で、前月末比2戸の減少、前年同月末比では866戸の増加となっている。

 3月の供給は1400戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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