首都圏の中古M売価、3四半期連続上昇
2021年05月11日
東京カンテイの調査によると、21年第1四半期(1~3月)の首都圏の中古マンション売り出し時の平均坪単価は、前期比4・5%上昇の189・9万円で、3期連続のプラスとなった。すべての築年帯で2期連続で上昇し、価格の上昇下落の波のある築30年超でも直近の最高値を更新した。流通戸数が大幅に減るなかで、価格が押し上げられた。
各築年帯でみると、築5年以内は前期比3・6%上昇の354・2万円、築6~10年は3・0%上昇の284・5万円、築11~20年は3・4%上昇の222・8万円、築21~30年は4・3%上昇の158・6万円、31年超は4・2%上昇の140・5万円だった。近畿圏は3・2%上昇の118・8万円と、上昇傾向が続いている。築5年以内は1・2%上昇の240・7万円、築6~10年は3・4%上昇の208・6万円、築11~20年は1・3%上昇の159・3万円、築21~30年以内は2・3%上昇の101・4万円、31年超は1・9%上昇の77・0万円だった。
(提供:日刊不動産経済通信)