中古M売価、都心6区は初の9千万円台
2021年05月26日
東京カンテイがまとめた4月の中古マンション70㎡価格月別推移によると、東京都心6区の売り希望価格の平均が前月比2・2%上昇(前年同月比では9・2%上昇)の9112万円と、初の9000万円超えとなった。価格上昇は6カ月連続。
都心部では千代田区と港区に続き、渋谷区も1億円の大台に達した。昨年の後半以降、中央区の価格水準も急激に押し上がり、周辺エリアでも揃ってプラスを示すなど堅調さがうかがえるとした。首都圏は前月比横ばいの4019万円。東京都は1・6%上昇の5622万円と10カ月連続で価格が上昇した。東京23区は2・1%上昇の6272万円と、10カ月連続で上昇。各主要都市で上昇傾向だが、23区の上昇が突出している。近畿圏は主要エリアが上昇し0・7%上昇の2556万円だった。上昇は6カ月連続。大阪市も0・3%上昇の3534万円と6カ月連続で上昇した。大阪市中心部は0・5%上昇の4659万円だった。
(提供:日刊不動産経済通信)