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5月のマンション市場動向・近畿圏、発売戸数は5カ月連続で増加

2021年06月18日

―価格は10%下落、契約率は78%と好調

 近畿圏(2府4県)の5月のマンション供給戸数は前年同月比517・3%増の1321戸となり、5カ月連続で前年実績を上回った。供給大幅増は、前年同月が初回の緊急事態宣言下で5月としては調査開始以来の最低水準であったため。

 供給戸数をエリア別にみると、大阪市部が1839・3%増の543戸、大阪府下が285・1%増の335戸、神戸市部が275・0%増の15戸、兵庫県下が225・0%増の130戸、京都市部が18700・0%増の188戸、京都府下が10戸、滋賀県が80・0%増の81戸、和歌山県が375・0%増の19戸。初月契約率は28・3㌽アップの78・3%と、2カ月ぶりに好調ラインの70%を上回った。

 平均価格は10・7%下落の3828万円。㎡単価は13・6%上昇の70・0万円。平均価格は2カ月ぶりのダウン、単価は2カ月連続のアップ。5月末時点の販売在庫は3438戸で、前月末比70戸の減少、前年同月末比では794戸の増加となっている。

 6月の供給は1200戸程度となる見通し。

(提供:日刊不動産経済通信)

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