中古マンション売価、首都圏は上昇継続
2021年08月25日
東京カンテイがまとめた7月の中古マンションの売り希望価格(70㎡換算)によると、首都圏は全域で一段と強含み、前月比2・5%上昇の4218万円となった。前年同月比では14・4%上昇で、前年比2ケタ上昇は3カ月連続。東京都は前月比1・6%上昇(前年同月比13・3%上昇)の5800万円で、13カ月連続の上昇となった。
東京23区は前月比0・8%上昇(前年同月比11・5%上昇)の6380万円となり、上昇は13カ月連続。さいたま市は3・1%上昇(12・7%上昇)の3070万円と、初めて3000万円の大台に達した。東京都心6区は0・1%上昇(9・0%上昇)の9171万円と僅かな上昇にとどまり、直近3カ月間は目立った動きはない。一方、都心部に比べて割安感がある周辺エリアでは1%以上の上昇となった。近畿圏は主要エリアが揃って強含み、1・6%上昇(6・6%上昇)の2619万円と9カ月連続で上昇した。大阪市中心部では1・0%下落(3・1%上昇)の4709万円と8カ月ぶりに下落した。
(提供:日刊不動産経済通信)