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日本不動産への投資、過半が今チャンス

2021年10月15日

―GAテクノ系、中華圏の投資家へ調査

 GAテクノロジーズのグループ会社で、中華圏の投資家に日本の不動産を紹介するプラットフォーム「神居秒算」を運営する㈱神居秒算(東京・港区、趙潔代表取締役)は、不動産投資に関心のある中華圏の投資家に「コロナ後の不動産投資と海外旅行」に関する調査を行った。9割以上が海外渡航が可能になれば物件を見に行くと回答したほか、過半が日本不動産への投資タイミングについて「今がチャンス」と答えた。

 調査は9月に「神居秒算」のユーザーに対して実施。回答数は132名。「海外への渡航が可能になれば物件を見に行くか」の質問では、「物件を見に行く」としたのが93%に上った。「現在の貯蓄のうち、日本不動産に投資しようとしている割合」では、「5割以上」が26%に上り、「3割」も26%、「2割」が21%、「4割」が15%となるなど、日本の不動産投資に対する関心度の高さがうかがえる結果となった。日本不動産への投資タイミングに関して「今がチャンスと思うか」の問いでは、「非常に良い」が17%、「良い」が39%となり、過半がチャンスとみていることが分かった。そのほか、「どちらでもない」が37%、「悪い」が5%、「非常に悪い」が2%。「再び海外旅行ができるようになったら、最初にどの国へ行きたいか」では、「日本」が89%と圧倒的に多く、そのほか、「東南アジア」3・5%、「欧州」3・5%など。

 「神居秒算」は中華圏の投資家と日本の不動産仲介会社をマッチングするプラットフォームで、17年にサービスを開始。GAテクノが20年に事業を買収した。21年上半期の累計のサイト閲覧数は約260万ページビュー、ユニークユーザーは約60万人に上る。

(提供:日刊不動産経済通信)

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