Myリバブル

首都圏
  • 閲覧履歴

    閲覧履歴

  • 検索条件

    保存した検索条件

    最近検索した条件

Myリバブル

検討者の約4割にウッドショックの影響

2021年11月18日

―リクルート、戸建注文住宅の動向を調査

 リクルートのSUUMOリサーチセンターは「2021年注文住宅動向・トレンド調査」をまとめた。一戸建ての建築検討者のうち39・2%が実際にウッドショックの影響を受けたと回答した。影響内容では「住まいの検討の前倒し」が35・1%と最多で、次いで「住まいの検討の後ろ倒し」が30・1%、「予算の増加」が29・5%、「工期の延長」が24・2%、「着工時期が決まらない」が18・6%などとなった。

 調査対象は1年以内に一戸建てを建築した人と今後2年以内の建築を検討する人。調査期間は7~8月で、有効回答数は建築者1884件、検討者1874件。ウッドショックに関心があるのは検討者全体の65・3%に上り、気になる内容は「費用の上昇」が「とても気になる」56・4%と「やや気になる」26・1%を合わせて最多となった。次いで「工期の遅れ」が「とても気になる」と「やや気になる」を合わせて73・5%、「見積もり決定の遅れ」が68・6%など。建築者に聞いた建築費用は全国平均が前年比109万円増の2988万円で、首都圏が255万円増の3320万円。全国・首都圏ともに3000万円以上の割合が増えた。土地代は全国が1678万円(192万円増)、首都圏が3043万円(777万円増)だった。

 土地探しでの不満は「希望エリアに土地が見つからなかった」が前年比2・4㌽増の40・6%で最多となり、「希望価格の土地が見つからなかった」が3・1㌽増の39・7%と続いた。首都圏では「希望エリアに土地が見つからなかった」が6・5㌽増の38・8%で最多。「希望価格の土地が見つからなかった」も4・1㌽増えて38・1%となった。

(提供:日刊不動産経済通信)

最新のニュース