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12月のマンション市場動向・首都圏、発売は9・7%減の6649戸

2022年01月26日

―価格は5384万円で6カ月ぶりダウン

 21年12月の首都圏マンション供給戸数は6649戸で、前年同月比9・7%減と2カ月ぶりの減少となった。契約率は73・5%で10・9㌽アップしている。

 また、平均価格は5384万円で前年同月比4・2%の下落、㎡単価も80・6万円で3・7%下落している。平均価格は6カ月ぶりのダウン、単価は2カ月連続のダウン。

 エリア別の供給戸数、契約率、平均価格、㎡単価は以下の通り。▽東京都区部=1561戸、66・7%、8043万円、121・2万円▽都下=817戸、83・1%、4444万円、62・6万円▽神奈川県=1410戸、69・6%、5212万円、77・5万円▽埼玉県=1478戸、70・4%、4599万円、70・3万円▽千葉県=1383戸、82・8%、3954万円、60・1万円。供給戸数は神奈川県と埼玉県が増加するも、千葉県は微減、都区部と都下は3割減と落ち込んだ。価格は都区部と埼玉県が上昇、都下、神奈川県、千葉県は下落している。

 専有面積は66・80㎡で前年同月比0・6%の縮小。即日完売は1物件・3戸(シェア0・05%)、フラット35登録物件戸数は5855戸(88・1%)。21年12月末時点の在庫は前月末比1151戸増の6848戸となった。

 1月は1500戸程度の供給が見込まれる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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