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TOTO、10月受注から住設価格を上昇

2022年02月02日

 TOTOは、10月1日の受注分から、住設機器の希望小売価格を2~20%ほど高める。生産性の向上、合理化による経費削減などを進めてきたが、原材料価格などの上昇が企業努力を上回った。

 価格の上昇は、衛生陶器が3~8%、ウォシュレット2~13%、水栓金具が6~12%、ユニットバス・システムバスルームが6~20%、洗面化粧台4~8%、システムキッチン2~7%を見込む。原材料価格の高騰の打撃は大きく、昨年12月にはLIXILもサッシやドア、ユニットバス、キッチンなど主力の住設機器の値上げに4月から踏み切る方針を定めていた。大手2社が値上げを余儀なくされることで、住宅市場への影響も大きくなる。

(提供:日刊不動産経済通信)

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