中古戸建の平均売価、都23区は1億円超
2022年02月09日
東京カンテイがまとめた1月の中古木造一戸建て住宅の売り出し価格によると、東京23区は前月比14・5%上昇(前年同月比53・0%上昇)の1億863万円と前月の下落から再び上昇に転じた。平均価格が1億円を超えるのは17年10月以来。高級住宅地に高額な戸建ての売り事例が出て平均価格を押し上げた。
首都圏の平均は5・0%上昇(27・1%上昇)の3761万円。全都県で上昇し、昨年11月以降やや下落気味だったが再び上昇傾向となった。東京都が4・7%上昇(38・1%上昇)の6183万円で、神奈川県が1・2%上昇(20・3%上昇)の3842万円、千葉県が7・4%上昇(14・4%上昇)の2543万円、埼玉県が7・4%上昇(17・3%上昇)の2826万円だった。23区以外の主要都市では、都下が3・7%上昇(17・3%上昇)の4126万円、横浜市が2・8%下落(23・1%上昇)の4596万円、川崎市が9・2%下落(19・2%下落)の3927万円など。近畿圏は4・6%上昇(0・9%上昇)の2618万円と、前月の下落から再び上昇した。
(提供:日刊不動産経済通信)