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4レインズ活用、売成約数は高水準続く

2022年02月24日

 不動産流通推進センターは全国の指定流通機構の1月のレインズシステム活用状況をまとめた。売り物件の成約報告件数は前年同月比8・8%減の1万3242件となった。7カ月連続で前年を下回ったが、1月としては直近10年間で昨年に次ぐ高水準。賃貸物件の成約報告件数は1・6%増の3万4476件。直近10年間でみると19年、18年、17年に次ぐ水準だ。

 売り物件の成約件数の詳細をみると、マンションが8・5%減の5531件、一戸建てが8・4%減の4537件、土地が9・8%減の2835件。エリア別にみると、近畿圏と中国、四国、九州が前年を上回った。内訳は首都圏が22・1%減の4913件、近畿圏が13・9%増の3289件、中部圏が9・8%減の1203件、九州が2・1%増の1116件など。新規登録件数は20・3%減の9万4030件。前年割れは22カ月連続となった。総登録件数は7・9%減の29万8011件で、19カ月連続での前年割れ。一方、前月比では2・4%増となり4カ月連続で在庫が増えている。賃貸物件の新規登録件数は0・3%減となり、21カ月ぶりに前年割れに転じた。

(提供:日刊不動産経済通信)

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