住宅ローン金利、上昇の見通しが増加
2022年02月28日
住宅金融支援機構は、住宅ローン利用者調査(21年10月調査)をまとめた。利用した金利タイプは「変動型」が67・4%(前回21年4月調査68・1%)、「全期間固定型」が10・9%(11・2%)で、ともにわずかに減少した。「固定期間選択型」は21・7%(20・7%)に増加した。
今後1年間の住宅ローン金利の見通しは、「現状より上昇する」が23・1%(20・4%)に増加。「ほとんど変わらない」は63・1%(65・0%)、「現状より低下する」は4・3%(3・5%)だった。金利タイプと住宅の種類の関係では、「変動型」の利用割合が最も多かったのは「新築マンション」で75・1%を占めた。「固定期間選択型」の利用が最も多かったのは「注文住宅の建替え」で37・7%、「全期間固定型」は「新築建売」の利用が最多で14・6%だった。
調査は21年4~9月までに住宅ローンの借入れをした人を対象に行い、1577件の回答があった。
(提供:日刊不動産経済通信)