住宅募集賃料、都下など全面積帯で上昇
2022年05月02日
アットホームがまとめた全国主要都市の3月の「賃貸マンション・アパート」の募集家賃動向によると、マンションは全10エリア中、東京都下と神奈川県、埼玉県、名古屋市が全面積帯で前年同月を上回った。大型ファミリー向け(70㎡超)のマンションは、福岡市を除く9エリアで前年同月を上回り、東京都下と埼玉県、仙台市では15年1月以降の最高値を更新した。
東京23区のマンションをみると、シングル向け(30㎡以下)とカップル向け(30~50㎡)がそれぞれ、前年同月比1・4%下落(前月比0・4%上昇)の8万8125円、0・1%下落(0・9%上昇)の13万2916円とダウンし、ファミリー向け(50~70㎡)と大型ファミリー向けが、0・4%上昇(0・2%下落)の19万3139円、1・0%上昇(0・9%下落)の34万3327円とアップした。埼玉県は上昇率が高く、カップル向けとファミリー向け、大型ファミリー向けで15年1月以降の最高値を更新。カップル向けは2カ月連続、大型ファミリー向けは3カ月連続での更新となった。
(提供:日刊不動産経済通信)