中古M売価、23区は価格調整傾向強まる
2022年05月26日
東京カンテイがまとめた4月の中古マンションの売り出し希望価格(70㎡換算)は、、東京23区は前月比0・2%上昇(前年同月比8・3%上昇)の6795万円となり、22カ月連続で上昇した。東京カンテイは「23区の在庫数は3カ月連続で増え、価格改定シェアも20年4月以来の40%超えとなるなど、価格調整に向けた動きも強まってきている」とする。
首都圏は1都3県すべてでプラスとなり、0・6%上昇(同16・6%上昇)の4688万円となった。前月を上回るのも前年比で2ケタ上昇となるのも12カ月連続。東京都は0・3%上昇(同11・5%上昇)の6270万円となり、23区同様に22カ月連続で前月から上昇している。前年比2ケタ上昇は12カ月連続。東京都心6区は0・4%上昇(同6・8%上昇)の9735万円と、7カ月連続で上昇した。近畿圏は大阪エリアの事例シェア拡大や兵庫エリアの強含みにより0・4%上昇(同8・5%上昇)の2772万円となった。大阪市中心6区は横ばい(同5・6%上昇)の4922万円で上昇傾向は一服した。
(提供:日刊不動産経済通信)