4レインズ集計、売新規登録の減少続く
2022年06月24日
不動産流通推進センターは、全国の指定流通機構の5月のレインズシステム活用状況をまとめた。売り物件の新規登録件数は前年同月比18・7%減の9万3871件となり、前年割れが26カ月続いた。総登録件数は1・8%減の29万4852件で、23カ月連続で前年を下回った。前月比では0・3%の増加。
成約報告件数は売り物件が前年同月比13・3%減の1万4213件で、11カ月連続で前年を下回った。5月としては直近10年間で上から5番目の水準。賃貸物件は4・8%増の2万9422件で、直近10年間で上から4番目の水準だった。売り物件の成約件数の詳細はマンションが10・5%減の5722件、一戸建てが9・7%減の5136件、土地が23・7%減の2966件。エリア別にみると、全エリアが前年を下回った。内訳は首都圏が16・4%減の5428件、近畿圏が10・2%減の3498件、中部圏が2・4%減の1276件、九州が27・0%減の995件など。
(提供:日刊不動産経済通信)